東京純心女子中学校 専任司書教諭 遊佐幸枝さんの実践が本になりました!
『学校図書館発 育てます!調べる力・考える力;中学校の実践から』
遊佐幸枝著 桑田てるみ解説 少年写真新聞社 2011 定価1,600円
2010年8月に行われた学図研の東京大会で実践報告・ならびに分科会1でお話を聞いた方はもちろん、残念ながら聞けなかった方も、ぜひこの本を手にとってください。
『がくと』でもとりあげた、地理レポート・ベートーヴェンレポート・時事問題スピーチの実際が詳細に書かれています。学校図書館専任職員が、教員と対等な立場で、それぞれの専門性を活かし、子どもたちの成長に関わるとは、具体的にどういうことなのか・・・がわかります。また、「ビッグ6 」をもとに考えられた「課題解決のための6ステップ」も、とてもわかりやすく伝えられています。テーマを与えただけでは、資料を書き写すだけのレポートになりがちな調べる学習を、どう意味のある学びにするか、が、学校図書館専任職員と教科教員に問われているのだと思います。
解説は、国士舘大学准教授 桑田てるみさんです。この本を「進化し続ける学校図書館の道しるべ」にしてほしいという巻末の言葉は、進化し続けてきた東京純心女子中学校図書館の姿を見続けてきた東京支部の私たちにはまさに納得のひとことです。

少年写真新聞社から昨年出版された 『協働する学校図書館;子どもに寄り添う12か月』(吉岡裕子著・鎌田和宏解説)と同じシリーズです。現場の学校司書・専任司書教諭が書いたこの2冊は、私たちが学校現場で仕事をするうえで、具体的にやるべき仕事が見える好著です。(文責 村上)